健康経営 Health management
当社の健康経営について
健康経営基本方針
当社は、社内の健康意識の向上を目的に「健康手当」を2013年に創設したのが健康経営の取組みの始まりです。その後、自治体や保険者の取組みも整備され、2017年に「宣言書」を発布、2018年には「ふくしま健康経営優良事業所」の初めての認定事業所35社(*1)に選ばれました。その後、経済産業省の「健康経営優良企業」も平行して申請し、認定を受け続け今日に至っております。
*1 2018年9月27日付け 福島民報、福島民友に掲載
当社は、社員の心と体の健康づくりに関する情報を広く集め、社内の対話で取り組み内容を定め、継続出来るものを確実に実行して参ります。そのため、組織的かつ計画的な推進を目指し、PDCAによるブラッシュアップを重ね、より高いレベルでの成果を目指します。
社員の傷病による各業務の停滞を防ぎ、健康増進を図る事で社員が持つ本来のポテンシャルを引出し、生産性と企業の付加価値の向上を図る
宣言内容
当事業所は、社員が心身ともに元気に働ける会社を目指して以下の健康づくりに取り組みます
- 健康診断の受診
- 特定保健指導の利用
- 再検査・治療の推奨
- わが社の健康プラン
協会けんぽ 宣言書
エントリー事業所 いわき NO.50
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/file/202402091610.pdf
健康経営目標
各種の取組みにより、
社員の病気欠勤や病気による
職場離脱ゼロを目指す
運動機会の創出により、社員の 体力増進を図り、ケガによる 職場離脱ゼロを目指す
心身共に健康な社員の育成により、 生産性向上を図ることによって、 労働分配率を適正に保つ
認定状況
※2024年3月11日現在
ふくしま健康経営優良事業所2023
令和5年度認定事業所 いわき NO.20
経済産業省 健康経営優良法人2024
健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)NO.1883
いわき市役所
空気のきれいな施設
組織体制
健康経営の推進最高責任者は代表取締役社長とし、健康づくり担当者は管理部より選任し、協会けんぽや協力会社のサポートを受けながら
全従業員と家族の健康保持・増進を目指し、活動してまいります。
最高責任者
代表取締役社長 齋藤一成
健康づくり担当者 推進責任者
執行役員 管理部部長 平子由美子
健康経営アドバイザー認定者(NO.21003445)
健康づくり担当者 推進スタッフ
管理部 荻野
関連リンク:健康経営アドバイザーについて(東京商工会議所)
主な取り組み内容
1.従業員の健康課題の把握と必要な対策の検討
健康課題の把握
- 定期健診受診率(100%)
- 健康診断会場:いわき健康管理センター
- 受診奨励の取組み
- 毎年4月に全社員分の健診申し込みを会社主導で行っている
- 健診の費用全額補助、及び各種オプション検査の一部で補助を行っている
- がん検診やオプション検査の詳細は、社内グループウェアで掲示している
- 50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
- 「健康習慣アンケート(*2)」を毎年実施
- 従業員の肉体的、精神的な課題と逸失利益の把握
- アンケート結果は、健康経営の施策にフィードバック *2 アクサ生命保険提供によるもの
2.健康経営の実践に向けた土台づくり
ヘルスリテラシーの向上
管理職または従業員に対する教育機会の設定
- 社内研修の実施 テーマ「運動促進」「感染症」「食育」「喫煙リスク」など
- 社外研修への参加 テーマ「人材確保につながる健康経営」など
ワークライフバランスの推進
適切な働き方実現に向けた取り組み
- 残業の事前申告制、時間単位の年次有給休暇取得の実施
- 毎週水曜日をノー残業DAYとして設定
職場の活性化
- 適切な働き方実現に向けた取り組み
- グループウェア「サイボウズoffice」「キントーン」の導入
- 倫理研究所推奨の「活力朝礼」で毎日「職場の教養」の感想を発表
- 年1回以上の研修旅行、2か月に1回会社周辺の美化清掃を実施
仕事と治療の両立支援
- 私病等に関する復職・両立支援の取り組み
3.従業員の心と身体の健康づくりに関する具体的対策
仕事と治療の両立支援
- 具体的な健康保持・増進施策
- 保健指導の実施または特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み
- 食生活の改善に向けた取り組み
- 運動機会の増進に向けた取り組み
- 女性の健康保持・増進に向けた取り組み
- 長時間労働者への対応に関する取り組み
- メンタルヘルス不調者への対応に関する取り組み
喫煙対策
- 喫煙率低下に向けた取り組み
- 社内研修の実施 動画視聴、禁煙成功者による体験報告など
- 禁煙手当、健康手当の支給
- 受動喫煙対策に関する取り組み
- 屋内は全面禁煙、屋外に一カ所のみ喫煙所を設置
4.評価・改善
健康経営施策に対するPDCAの考え方
<Plan>
健康経営推進計画
- 健康習慣アンケート、健康診断結果を踏まえた計画の見直し、改善を経て新たな計画を立案
- 毎年、1月より新規計画スタート
<Do>
健康経営施策実施
- 綿密なスケジューリングにより研修などは確実に実施
- 新たな設備など健康投資については予算内で消化する
- 健康づくり担当者は実施の後押しをする
<Check>
健康経営実施施策評価
- 定期健康診断結果の集計と分析
- 健康診断後の個別面談による課題抽出
- 健康習慣アンケートの集計と分析
<Action>
健康経営施策の見直し・改善
- 評価の高いものは継続、低いものは改善、見直し
- 経営的な観点からも、健康投資の見直しを行う
- 外部からの指導を受けて健康経営全般の見直し
当社の健康経営推進計画はPDCAサイクルに基づき、施策の評価と改善を行います。効果的な施策を継続し、必要に応じて見直しを行い社員の健康促進と持続可能な成長を目指します。
健康経営施策検討資料の一例
定期健康診断結果
新年度に入り予約、時期は概ね9月。
役員も含め全員が受診。
指標 | 社員数 | 受診率 | メタボ率 | 喫煙率 |
---|---|---|---|---|
2022 | 11人 | 100% | 55% | 27% |
2023 | 12人 | 100% | 33% | 17% |
2024 | 17% |
- 基本検査受診費用は全額補助
- 禁煙宣言者に手当支給
健康習慣アンケート
指標 | 社員数 | 運動習慣者比率 (すでに運動を始めている 人の比率) | 食生活改善者比率 | メンタルヘルス改善比率 | プレゼンティーイズム (労働生産性の低下率、 全国平均は-23%) | プレゼンティーイズムコスト (パフォーマンス低下による 利益逸失額) |
---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 10人 | 50% | 60% | 80% | -17% | 590万円 |
2023 | 10人 | 80% | 70% | 60% | -14% | 490万円 |
2024 | 12人 | 58% | 50% | 75% | -15% | 648万円 |
結果を受け、改善のため取り組んでいること
- 会社補助でフルーツランチ開始
- 2023年より食育研修開始
- 2022年3月より朝の運動開始
- 2022年より不調者向け電話窓口開設
情報発信状況
いわき経済同友会 第1グループ会 勉強会
日時 | 2019年5月19日 18:30~ |
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テーマ | 健康経営について |
講師 | フジモリ機工(株) 代表取締役社長 齋藤一成 |
関連資料 | いわき経済同友会 会報 2019年6月号 |
アクサ生命保険 ボイスレポート WEB掲載
- 関連リンク:健康経営優良法人認定企業インタビュー
いわき商工会議所会報『ふろんてぃあ 2023.12号』 P.3 掲載
- 関連リンク:アクサ生命 健康経営優良法人インタビュー 3回目